“呼吸が変われば、不調も変わる”

本日は、健康の秘訣について、呼吸で不調を改善する方法をお話しします！

こんにちは。MINORI PILATESの亮裕（RYOSUKE）です。

私たちは1日に約2万回の呼吸をしています。

しかし、その呼吸が正しくできていないと、体の不調や痛み、自律神経の乱れにつながることをご存じでしょうか？

現代人は、長時間のPCやデスクワーク、運動不足やストレスが多く、９割の方が適切な呼吸ができていないと言われております。

今回は、呼吸のメカニズムと、私たちの健康への影響について詳しく解説します。

◎まずは1分間の呼吸を測ってみましょう！

今のあなたの呼吸の状態を知るために、 1分間の呼吸回数 を数えてみてください。
何回呼吸をしましたか？

目安:

1分間に15回以上 の人は、呼吸量が多い傾向にあります。

理想的な呼吸回数は6〜12回 と言われています。

呼吸量が多かったり、呼吸が浅いことで、 自律神経の乱れ・血流の低下・不調 につながることがあります。

この１分間の呼吸量が少なければ少ないほどいいです。

では、なぜ呼吸改善していくことがそれほど重要なのか、詳しく見ていきましょう！

① 呼吸と自律神経の関係 

呼吸と自律神経は密接に関係しています。

吸う（吸気） → 交感神経を優位にする（活動モード）

 吐く（呼気） → 副交感神経を優位にする（リラックスモード）

普段から呼吸が浅く、吸う時間が長い人は交感神経が優位になりやすく、慢性的な緊張やストレスを感じやすくなります。

逆に、しっかりと息を吐くことで副交感神経が働き、心身が落ち着くのです。

② 姿勢と呼吸の関係 

姿勢の歪みは、呼吸に大きな影響を与えます。 

特に 反り腰（骨盤前傾） の状態では、肋骨が開いたまま固定され、息をしっかり吐ききることができません。

息を吐けない → 横隔膜が十分に上下せず、交感神経が優位になりやすい 

胸郭（肋骨）の動きが悪い → 肺の働きが制限され、浅い呼吸になりやすい 

この状態が続くと、自律神経が乱れ、肩こりや腰痛、倦怠感などの不調が出やすくなります。

③ あらゆる不調や痛みは呼吸から

肩こり、腰痛、慢性的な疲労、頭痛…これらの原因の一つが 呼吸の乱れ です。

呼吸が浅いと、体の中に酸素が十分に行き渡らず、血流が悪化します。さらに、筋肉が緊張しやすくなり、痛みを引き起こすこともあります。

また、「呼吸量が必要以上に多い状態を24時間以上維持すると、その後も呼吸過多が続くようになる」とも言われています。
つまり、一時的な呼吸の乱れが慢性化し、長期的な不調へとつながる可能性があるのです。

逆に、正しい呼吸を意識すると、全身の循環が改善し、痛みや不調が軽減するケースが多くあります。

④ 呼吸が脳の血流に与える影響 

呼吸の浅さは、脳の血流にも影響を及ぼします。

研究によると、口呼吸によって脳の血流量が約半分ほど減少する可能性があるという報告もあります。

脳への酸素供給が減ると、 

・集中力が低下する 

・思考力や判断力が鈍る 

・イライラしやすくなる 

呼吸で日常生活にさまざまな悪影響を及ぼします。

⑤ 脳の血流が低いと、感覚刺激に反応できない 

脳の血流が少ない状態では、外部からの感覚刺激（マッサージやストレッチ、運動）を加えても 体が適切に反応できなくなる ことがあります。

例えば、

・いくらストレッチをしても筋肉の緊張が取れない 

・マッサージを受けてもすぐにコリが戻る 

・運動しても体の動きが良くならない 

こうしたケースでは、まず呼吸を整え、脳の血流を増やすことが優先です。

⑥ メンタルや思考を変えるには、まず呼吸を変えることから

ストレスや不安を感じたとき、多くの人は「気持ちを落ち着けよう」と考えます。しかし、感情をコントロールしようとしても、うまくいかないことが多いものです。

なぜなら、感情を変えるためには まず生理的な状態（呼吸や血流）を整える必要がある からです。

例えば、
・深くゆっくりと息を吐くだけで、不安や緊張が和らぐ
・呼吸が整うと、自然とポジティブな気持ちになれる

【生きやすさ＝息のしやすさ】でもあります。

息苦しさを感じると、心も苦しくなりがちです。

逆に、呼吸がスムーズにできると、気持ちも落ち着き、前向きになりやすくなります。

感情を変えたいなら、まず 呼吸を変える ことが大切なのです。

【呼吸を改善するための具体的な方法】

・リラックスした呼吸法

仰向けになり、リラックスできる状態を作る

吸う 10秒 → 吐く 10秒 → 息を止める 3秒

呼吸音が聞こえないように静かに行う

安らぐ、または眠くなるまで繰り返す

・肋骨を閉じる意識を持つ

手で肋骨を軽く押さえながら息を吐く

横隔膜をしっかり動かすイメージで行う

・長く吐く時間を作る

・ピラティスで呼吸を整える

ピラティスでは 肋骨の動きや横隔膜の働き を意識しながら呼吸を行い、深く安定した呼吸が身につく

正しい姿勢と連動することで、無理なく自然な呼吸ができるようになる

・ヨガで呼吸を整える

ポーズをとる際に深い呼吸を行うことで、体の緊張をほぐし、心身のリラクゼーションを促進する。

心身の不調を改善し、日常生活におけるストレス管理がしやすくなるといったメリットもある。

【呼吸が改善されたサイン】

・目の表情が穏やかになる

・唾液量が増える

・鼻が通る

・手足が温かくなる

・顔の血色が良くなる

・心が落ち着く

【まとめ】

呼吸は 自律神経・姿勢・脳の血流 と密接に関係している。 浅い呼吸は 交感神経優位・血流低下・不調の原因 になる。

正しい呼吸 を意識することで、身体の痛みや感情の安定にもつながる。

日々の生活の中で、少しだけ 「呼吸」に意識を向けてみる ことで、あなたの体と心が大きく変わるかもしれません。

まずは 「息を吐くこと」 を意識して、今日から呼吸を整えてみてください！

ピラティスとヨガは、呼吸と体を連動させることで、リラックス状態を作り出し、より効果的に自律神経を整えるための強力なツールとなります。

日々の練習を通じて、心地よい呼吸と姿勢が習慣化されることで、長期的な健康維持に役立ちます。

◎MINORI PILATESで姿勢改善！

MINORI PILATESでは、リフォーマーやチェアをはじめとする多種多様な専用マシンを取り揃え、皆さま一人ひとりのご希望やお悩みに寄り添ったパーソナルレッスンをご提供しております。

また、個別指導だけでなく、グループレッスンにも力を注いでおり、さまざまな目的にお応えできる豊富なレッスンプログラムをご用意しております。

お客様のライフスタイルや目標に合わせて最適なプランをご提案させていただきますので、安心してお任せくださいませ。

もし、姿勢やお身体に関するお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度体験レッスンにお越しくださいませ。

これからも皆さまにご満足いただけるサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きMINORI PILATESをどうぞよろしくお願い申し上げます。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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