産後の腰痛改善にピラティスが効果的！姿勢を整えて楽しい育児ライフを

2024年12月30日 2024年12月30日

MINORI PILATES

今日は産後の腰痛の原因と、ピラティスと産後の腰痛改善との関係についてお話しします。

こんにちは、MINORI PILATESの大海（Omi）です！

赤ちゃんとの生活はとても楽しく幸せなものですが、産後の体にはさまざまな悩みがつきものだと思います。
特に「腰痛」は、多くの方が経験する悩みの一つとなります。

現在、私自身も毎日育児に励んでおり、子育て世代の方を、少しでもサポートできればと思い、産後に関する記事を書きました！
また、理学療法士として働いており、理学療法的な観点も交えて解説していきます。

◎産後の腰痛の原因とは？

産後の腰痛の原因の一つは、「姿勢の変化」です。妊娠中や出産後は、姿勢の変化などで、骨盤の歪みや脊柱のバランスが崩れて腰痛の原因となっていきます。

・骨盤の歪み
出産によって骨盤は広がり、その後の生活習慣で歪んでしまうことがあります。
また、妊娠中から産後数週間におけるホルモン「リラシン」の作用による、全身の筋・靭帯の弛緩が原因となります。その全身へのホルモン作用により、骨盤の靭帯や恥骨結合の弛緩が生じ腰痛の要因の一つとなります。
骨盤が歪むと、腰にかかる負担が増し、痛みを引き起こす原因になります。
そのため、骨盤の正しいアライメントを保つことが、腰痛改善の第一歩です。

・脊柱のアライメント
脊柱も同様に、姿勢の影響を受けやすい部分です。赤ちゃんを抱っこしたり、授乳など無意識に不良姿勢を取ってしまいます。
猫背や反り腰になってしまうと、腹筋と、背中の筋肉の協調不全が起こり、腰背部痛が生じやすくなります。日常生活での姿勢を見直すことが大切です。