肩こりの根本解消に、自律神経と食事が重要な理由は？

2025年1月16日 2025年1月16日

MINORI PILATES

本日は、肩こり改善するための原因と簡単に取り入れられる対策についてお話しします！

こんにちは。MINORI PILATESの亮裕（RYOSUKE）です。

新年を迎え体調はいかがでしょうか？新しい年が始まり、寒さが厳しくなる季節ですね。

肩こりや体の不調に悩まされることが多い時期ですが、少しの工夫で改善が見込めます。

今日は、肩こりの原因と簡単に取り入れられる対策についてお話しします。

◎肩こり改善に、自律神経の影響を受ける理由は？

肩こりは、僧帽筋の緊張が主な原因の一つとして挙げられます。

僧帽筋は肩や首を支える重要な筋肉で、特に特徴的なのが副神経という神経によって支配されていることです。

副神経は脳でコントロールしているため、私たちが意識的に動かさなくても、自律的に筋肉を動かす役割を持っています。

そのため、副神経の働きによって、姿勢や体の動きだけでなく、自律神経にも影響を与えることになります。

これにより、僧帽筋は自律神経のバランスにとても敏感だと言われています。

寒さやストレスも、交感神経を優位にして筋肉の緊張を引き起こし、肩こりを悪化させる原因になります。

◎肩こり改善と食事の関係は！？

肩こりの原因には、栄養不足も大きな影響を与えます。

特に、筋肉や神経の働きを助ける栄養素が不足すると、肩こりが悪化しやすくなります。

以下の栄養素が肩こりに特に重要です。

マグネシウム：筋肉の緊張を和らげる効果があり、不足すると肩こりが悪化します。アーモンドやほうれん草などに多く含まれています。
ビタミンB群：神経をサポートし、肩こりを防ぐのに役立ちます。豚肉や鶏肉、魚などに含まれています。
オメガ3脂肪酸：炎症を抑え、肩の筋肉のこりを和らげます。サーモンやアジ、亜麻仁油などが豊富です。

肩こり改善には、これらの栄養素を含む食品を積極的に摂取することが大切です。特に、水分補給も忘れずに行いましょう。

◎肩こり改善には、自律神経と食事がなぜ繋がるの？

自律神経は、体のさまざまな機能を無意識にコントロールする神経です。

例えば、心拍数や呼吸、消化などが含まれます。この自律神経には、交感神経と副交感神経があり、食事がその働きに大きな影響を与えるのです。

食べ物は、体のエネルギー源としてだけでなく、自律神経のバランスにも関わっています。

例えば、カフェインや糖分が多い食事は交感神経を活発にし、体を興奮状態にします。

一方で、ビタミンB群やマグネシウムを含む食材は副交感神経をサポートし、リラックス効果を促します。

自律神経が乱れると肩こりの原因になりますが、食事を工夫することで自律神経のバランスを整え、肩こり改善ができます。

リラックスを促す栄養素を取り入れ、過剰な刺激を避けることで、肩こりを軽減することが可能です。

◎日常で取り入れやすい肩こり改善対策

リラックスの時間を確保する 日々のストレスや緊張が肩こりを引き起こす大きな要因です。仕事の合間に意識的にリラックスする時間を作ることが重要です。深呼吸や軽い瞑想を数分間行うことで、交感神経が抑えられ、副交感神経が活性化し、体全体がリラックスします。
軽い運動やストレッチを取り入れる 長時間同じ姿勢でいると、肩や首が凝りやすくなります。仕事の合間に、肩回しや首回しを軽く行ったり、立ち上がって体を伸ばすだけでも、肩こり改善になります。これらの動きは1分ほどでできるので、手軽に取り入れやすいです。
温めることを習慣にする 温かいお風呂や、温熱パッドなどで肩周りを温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。お風呂でリラックスする時間を取るだけでも肩こりが軽減されることがあります。温まった後のマッサージも効果的です。
肩こり改善グッズを活用する 自宅や職場で使える肩こり解消グッズを取り入れることもおすすめです。例えば、電動マッサージ器やストレッチポールを使うことで、手軽に肩こりの解消ができます。これらは自分のペースで使えるので、忙しい日常でも続けやすいです。
仕事環境を整える 長時間の作業中に、腕や手首をサポートするクッションや、足元を温めるフットレストを使用すると、肩こりの軽減に繋がります。作業中に体を無理なく支えるアイテムを取り入れることで、体の負担が軽くなります。