呼吸による肩こりの影響は?
こんにちは😊
MINORI PILATESの髙津です!
まだ暑い日が続いておりますが、朝方と夕方は涼しくなってきました。
季節が変わる時期は、寒暖差などで体調を崩しやすい時期でもございますのでご自愛くださいね。
今回は、「呼吸による肩こりの影響は?」について解説していこうと思います。
皆さんも一度は肩こりを感じたことがあるのではないでしょうか?
2022年(令和4年)に厚生労働省が行なったなんとなく不調を感じるアンケート結果では、肩こりが4位という結果でした。
男女別でみると、男性では肩こりは4位、女性では2位という結果でした。
それほど多くの方が、肩こりを感じているというわけです。
肩こりの原因は様々ありますが、その中の要因として「呼吸の乱れ」が挙げられます。
まずは、肩こりと呼吸の関係について解説していきます。
【肩こりと呼吸の関係】
普段私たちがしている呼吸は、「脳」「肺「筋肉」などが総動員することで、呼吸を可能にしているんですね。
自律神経においては、無意識に働いておりますが、呼吸は唯一自律神経に働きかけることができるんです。
そのくらい呼吸を整えることは大切になってきます。
呼吸を整えていくことで、非常に大切になってくるのが、「横隔膜」と呼ばれる筋肉になります。
呼吸をするとは、横隔膜が上下することであり、横隔膜が呼吸する筋肉としてメインに働いていることが前提になります。
そのため、横隔膜の働きが低下してしまい呼吸が浅い状態が続いてしまうと、他の吸気筋が働きを補うために過剰に働いてしまうことになります。
その過剰に働いてしまう筋肉が、肩こり筋と呼ばれる「僧帽筋」や「胸鎖乳突筋」といった首まわりに付着する筋肉が疲れたり硬くなったりします。
呼吸は1日に22,000~23,000回行なっていると言われていますので、呼吸をする度に首や肩に負担がかかり肩こりが慢性的になってしまいます。
【呼吸が乱れる原因】
呼吸が乱れる原因としては、食生活、ストレスや生活習慣、そして運動不足など様々です。「息を吸えているけど吐けていない。」という状態になっています。
横隔膜の働きが低下して、呼吸が乱れる要因は「姿勢」が考えられます。
特に姿勢の中でも重要なのは「肋骨のポジション」です!息が吐けない方は、肋骨が外に広がったままになっていることが多いです。
肋骨が広がった状態ですと、横隔膜は上下せず緊張した状態となっていますので、働きづらくなり結果的に呼吸が乱れてしまいます。
そのため、肋骨を内に閉じる動きが非常に大切になります。肋骨が内に閉じれるようになると、肋骨や骨盤の位置が整い、横隔膜が上下に動きやすくなるため、呼吸の改善に繋がりやすくなります。
呼吸に大切な横隔膜は、肋骨に付着しており、左右の肋骨の縁でできる角度は、通常80~90度が目安です。
簡単に肋骨の位置が適切かどうかチェックする方法があります。
バインダーや下敷きなど90度の角があるものを左右の肋骨の間に当てます。
90度の角に左右の肋骨が沿っていれば正常です。
90度よりも広がっている場合、肋骨に付着している横隔膜の働きが低下している可能性が考えられます。
このチェックで引っかかった方や、普段肩こりを感じている方は、次でご紹介するエクササイズやストレッチをお試しください。
【エクササイズ】
吸う息で、指先を見るようにして大きく胸を広げます。
吐く息で脇の下に手を通して、体を捻っていきます。
捻っている側の肋骨がしっかり閉まる感覚が大切です。
上記を左右を呼吸を繰り返しながら、ゆっくりやっていきましょう!
【MINORI PILATESで姿勢改善!】
10/6より福津店がオープンします。
現在、先行予約受付中であり、体験料が6,000円→5,000円となっております。
続々とご予約が入ってきています。
この機会に是非ご利用くださいませ。
ロイヤルタワーパーク店代表 髙津 亮裕